2/17/2013

今年に入って、妙ちくりんなニュースが後を絶たないようです。
まず、プロセスフードに違う動物の肉が混合されていたスキャンダル、いわゆる「Horsemeat Scandal」ですね。
1月中旬、最初は、Tesco や Asda 他のスーパーマーケットの低価格製品のビーフ製品(ビーフバーガーやボロネーズソース)の中からまず豚のDNAが、そして馬肉及びそのDNA が検出されたのが発端ですか?1ヶ月ほどたった今、ヨーロッパ大陸の国に飛び火し、各国のスーパーは関連ビーフ製品を撤退させているのですが、最近になって、スーパーだけでなくUK国内の学校や病院の製品に馬肉が含まれているという話題。
我が家は、そんなプロセスフードはショッピングリストの中に入ったことがないので、問題はありませんが、低所得者の家族、独身者達、学校の子供達や病院患者には大きなヒットですね。

もっと詳しいことは以下のガーデイアンのサイトで見て下さい。
http://www.guardian.co.uk/uk/2013/feb/15/horsemeat-scandal-the-essential-guide
これを見ていくと、事の起こりは、やはりスーパーからですが去年11月、、、だとあります。

では、なぜこんなことが起きるのでしょうね。大陸では、けっこう馬肉を食べる週間がありますが、UKではその習慣はないため、健康の問題かラベル付けの問題か、、、なんて言ってますが、100%ビーフのラベルに他の動物が入っているのはインチキです。ある報道によると東ヨーロッパにマフィア関係ではないかとも、、、、、。又、コレが起きたのは誰に問題があるかとか、、、誰も責任を取るのは嫌なようですねぇ、、、、。

私に言わせると、これらのインチキが曲がり通るのは、スーパーや学校、病院が安い製品を買いたいが為に、製造元は利益を上げたいからインチキもやってしまうのでは?そんな気がします。特に大手スーパー(特にTesco!!!!)の生産者に対してのたたき買いは、今に始まって事ではありません。一般野菜なども、規格の色やサイズなどに合わないと、買いませんから、農産者は、せっかく食べれるものを捨てなくてはいけない状況が、今までありました。規格に合わせるために早く収穫をすることは当たり前。日本人なら、日本での野菜や果物の美味しさ、甘さに慣れているから、UKでの野菜果物の味の無さには、ヘキヘキしていませんか?

娘が小さい時、1年間学校の給食の委員会に入っていましたが、、、ここで、信じられない現実に遭遇しました。生徒一人につき、給食の値段が決まっているのですね。政府からの支給ですが、それが、、、、実に安い、超安い。信じられない位安い。その中から、私達委員は健康な給食をという課題に取り組んだのですが、、、、、はっきり言って不可能だと思いました。だって、一人1ポンドじゃあなく、40ペンスや50ペンスなんですもの。日本円では、60円、70円以下の世界ですよ。それで、健康な給食を、、、なんて、できる訳がないのです。そうなると不純だらけのプロセスフードを使う以外手がないわけです。ビーフ100%で、そんな安い食品は作れません。

これは学校や病院の食品に入っていた馬肉のお話です。
http://www.bbc.co.uk/news/education-21475337

去年盛り上がったオリンピックとパラリンピックのヒーロー、南アフリカ人オスカーピストリアス!!自宅でガールフレンドを射殺してしまい、殺人の容疑で逮捕されたお話。
http://www.channel4.com/news/oscar-pistorius-murder-charge-arrest-court-reeva-steenkamp
http://www.guardian.co.uk/world/2013/feb/17/oscar-pistorius-cricket-bat

数日前にはロシアに 隕石が落ちて大騒ぎだったじゃないですか。あるロシアの政治家はそれはアメリカの核兵器かなんかだ、なんて真面目な顔で言っていつのは笑ってしまいます。
http://www.guardian.co.uk/world/video/2013/feb/15/meteor-shards-russia-explosion-video
http://www.guardian.co.uk/science/across-the-universe/2013/feb/15/asteroid-2012-da14?intcmp=239

まだまだありますね。ローマ法王引退のお話も、、、これは省きます。今度!!





 




2/03/2013

ご無沙汰しましたね。

先月14日から、いきなりお仕事を始めました。
新年の頭に、Your Sushi (寿司スクール主催)のフレンチの Manu からメールで、新しい日本食レストランで日本人を探していて、もしかして(might)仕事があるかも、、、ともらったのですね。それから、ほぼ2週間後、月曜日(1月14日)にオーナーと会ってくれですって!
そして月曜日、いきなりその場で働き始めました!!!!!!なんと、その木曜日(17日)にオープンするですって。全く驚きの展開です。
それから、お店のカウンターに立ったり、メニューを作ったり、、、、にわかに忙しくなりました。ウェブサイトや、ブログ、Facebook も作る計画です。



もし、Bristol にお出での際は立ち寄って下さい。
ただ、日本人は3人だけ、キッチンはハンガリー人の Zoltan とタイ人の Jane そして韓国人の Kim。まだまだお味のほうがいまいちですが、Bristol の中の日本食レストランでは一番日本に近いので、とりあえず安心して下さい。まだまだ開発発展中!
とにかく、Bristol に、多分3店ほどありますが、残念ながら日本人の味覚に合格するレストランはありません。マナーも日本とは程遠い。日本人の私としては、これが日本食と思われては困るくらいのお粗末さなのですよ。

オーナー(日本人)も、この地区の日本食のあまりの酷さに腰を上げこのレストランを作ったのです。
私としては、ちゃんとした日本の味を出せるのであれば、シェフが何人でも構わないと思っています。ここの問題は、味だけではなく、食の又文化的なマナーが日本のそれと程遠いのは、本格的日本食とうたっている限り、絶対に許せません。
まず箸のおき方、手前でなく、フォークやナイフみたいに立てにおいてある!、、、、。
大したことではないかもしれませんが、日本人の私としては、妥協するわけには行きません。日本国内やロンドンあたりでは、まぁ、良いかもしれませんが、ここ Bristol において、たった数件しか無いレストランが、これでは、、、、、情けなくなりますねぇ。


今日は、こんなところですか、、、。又、報告しましょう。
まだまだ味が日本のものではありませんが、できるだけ早く日本の味が出せる用の努力します。でも、、、寿司はなかなか行けますよ(Janeは素晴らしい寿司シェフです)



Yume Kitchen (夢キッチン)
カジュアルレストラン、テイクアウェイ(イギリスではテイクアウトとは言いません)
9 Cotham Hill,
Bristol BS6 6LD
UK
Monday to Saturday 12:00 - 21:00 (Last order 18:30)
Sunday 12:00 - 17:00