さて、タイトルを見てのお分かりのように、私たちのハウスハントは振り出しに戻ってしまいました。予想のごとく!我がバイヤーが買うのを止めてしまったのです。1月に決まって、今や5月も末、中々はかどらないハウスハントにシビレをきらしたのでしょう。おそらく、別の物件がを見つけたのだ思いますね。 よくある事です。かく言う私達も2度、オファーを取り下げましたもの。相手を責めることは出来ません。
今の家があまりにも良すぎる、広すぎる、ガーデンも前後ろにあり、、、、。15年以上住んでいますしねぇ、、、愛着もあるでしょう、、、。市内の家って、本当に狭いのです。同じくらいの値段ではかなり狭い2ベッド、ガーデンは猫の額で我が家のフロントガーデンの半分もない!!中々の値段で広い家は、市内から離れるので引っ越す意味がなくなる、、、。もう一つの問題は、ポピュラーな地域では、土曜日にオープンディのみ、1時間の間に2、30人が見に来るんです。又は、一組につき15分だけ。その場で、あるいは月曜までにオファーを出さないといけない。立った15分ので、£ 250,000 以上の買い物の決心をしなくてはいけないのです。人気のある物件には、40人以上の見学者があり、オファーも5つ以上で更に表示価格以上、時に£ 20,000 以上跳ね上がる!!!!!クレイジーだと思いませんか?
もう一つの嫌なところは、プロパティラダー(ディベロッパーも含む)のやり方、つまり、売らんが為にオリジナルの装飾をモダンに変えてしまい、木々や緑を切り倒しパティオやデッキにしてしまう!!!!結果、家は全く個性は殺されパステルカラーのニュートラルになってしまっている。
ちょっと話がずれますが、我が家のお隣さんが十数年前に引っ越して来る前には、大きな大きな柳の木が我が家のガーデンまで覆っていたのです。もちろん広いガーデンだから、全く影響はなかった。むしろ、夏はとても涼しい木陰を作ってくれて、中々の情緒があったんです。その木の下にカーペットを敷いて子供達が遊んで、、、なんて、、、。すごく好きだったのに、お隣さん、あっという間に全ての木(他にもリンゴの木々があった)を切ってしまった。私達はショックで残念で、、、、悲しかったけれど、、お隣さんの木ですから、何も言えません。ヨーロッパの人達は太陽に飢えているようで、日陰になる木はすぐに切ってしまうですね。
私達は緑が大好きだから、色気のないワンパターンな家はごめんです。でも、現実には、超ワンパターンな家が多すぎますね。売らんが為に個性を殺してしまう、、、、、。本当に勿体無いし、非常に残念です。
そんなわけで、家売買は振り出しに戻りました。今年に入って、急に売れることになり、市内に家を探し出して思ったことは、先ほども触れましたが、今住んでいる家がどれだけ良いものか、と言うことです。まずは広い間取りと思いっきり広いガーデン。私のデザインで作ってもらったグリーンオークのオープンリビングキッチン。外見からは家の良さはわかりません。中に入って見ると全く違う雰囲気なのです。売ってしまうのは勿体無いかなって、、、、。でも、市内に引っ越しの計画は変えるつもりはありません。家は好きなんだけれど、周りに何もないのはたいくつだし、リタイアにはまだ早すぎる。
結構良い物件を逃したり、辺鄙な物件に手を出しそうになったり、、、、、。今回の家の売買で、本当に勉強させてもらいました。もう、同じ失敗はしません。
今度は、個人売り、インターネットで売ることを考えています。その時はまた報告します。
以上、iPad mini からの報告です。