1/09/2013

この前、私の Facebook に載せたお世話になった料理本や雑誌の数数!!  


一番古いのは1995年版の NHK 「きょうの料理」1月号でした。ずっと、まだとってあったんです。普通、料理雑誌は約に立つレシピだけを切り抜いて保存するんですけど、役に立つ記事が多い場合、そのまま保存しています。それがこの雑誌。特に日本料理の場合、海外に長く住んでいると、日本の情報はたとえ超古くてもけっこう役に立つんですね。
日本料理の場合、醤油、酒みりんなどの量が微妙で間違えると全く違う料理になってしまうことがあるのです。又、韓国料理や中華料理の調理配合、これには非常に役立ちます。

そして、こんなに古い雑誌などを引っ張りだして読み返すと、けっこう面白いのですよ。料理のレシピーは基本的に変わっていませんが、エッセイや広告、それに掲載されている人々の顔、、、、18年前の若かりし頃の、、、、面白いです。皆さんまだ若い(笑)!!!でも、この中には、もう亡くなっている方もいるでしょうね、、、南無!!





今では超有名になった栗原はるみさんの本からの抜粋
実は私もこの本、持っています
イギリスでも彼女の本は売っていますよ、もちろん英語です
これは、お正月料理の特集ですね


右のページは広告
左はチャレンジクッキング「煮る」
初心者に向けてのページですね
ここでは、「かぼちゃの煮物」とひじきの煮物」です











この号の中から、いくつかのレシピーを紹介しましょう。
この号の特集はご覧のとおり、「牛肉のおかず」すき焼き/焼肉/しゃぶしゃぶ/ステーキ。
焼肉のたれはいかがでしょう?  チョ・カムヨンさんー韓国の焼肉です。

基本のもみだれー薄口しょうゆ・カップ1½、水・カップ¼、みりん・大さじ2,砂糖・120g、水あめ・大さじ½、しょうが汁、りんご汁、レモン汁・各少々 これに、色々足していくと好みの味になるでしょう。
しょうゆ味ー基本のもみだれ・大さじ3,にんにく(すりおろし)・大さじ1、ゴマ油・大さじ1、いりごま(半ずり)・少々、コショー  ロース、カルビ(バラ)ハツなどに合います。
塩味ー塩・小さじ½、にんいく(すりおろし)小さじ1、酒・大さじ2、コショー・少々、レモン汁・¼個分 タンに合うと書いています。


日本の食カルチャーはすごいと思います。日本にいたら気づかないかもしれませんけど、、、、、。世界中の食が、なんでもあるんですもの。日本食の中にも色々な世界の食が見事に混ざり合っているのです。それで、日本人がなんでも作ってしまうでしょう、これってすごいですよ。イギリスではイギリス人がイタリア料理や中華料理、今ではイギリス料理になったと言われるインド料理を作ることはごくまれです。その国の料理はその国の地シェフ、コックが作るのが基本です。オーナーはイギリス人でも普通トップシェフはその国の人間が受け持ちます。
ただし、、、、、日本料理には中華系の人が多いです。ブリストルの日本食レストランに日本人スタッフはいません。残念ながらまともな日本食はいただけませんね。悪いけど、これが日本食だと思われたら、、、恥ずかしいぐらい!!!誰がオーナーでも、チャフでも、コックでも良いんです。日本食の基本とマナーだけは、絶対に守ってほしいのです。
もし、まともな日本食レストランが、ここにできればものすごい人気になりますよ。誰か資金を出す人、、、いませんか? ビジネスとしての穴場!!かも。

今度は、イギリス料理かフランス料理を紹介しましょう。もちろん私の料理雑誌や本空です。お楽しみに。










1/02/2013

新年、ついに明けましたね、おめでとうございます!!2013年です!!!!!

(注)この記事はベジタリアンの方は飛ばして下さい。
昨日、新年早々にキジ料理をと思ったのですが、、、、、残念ながらキジが魚に変身してしまいまた。その日は結局、Kedgeree(カジャレー、スモークフィッシュ、ゆで卵などの焼き飯のようなもの)でした。 



まずキジのお話から初めましょう。

クリスイブに娘が友人と地元パブに行ったんですが、地元住人から土曜日に打撃ったばかりのキジを(丸ごと)もらいました。近くの森はキジやゲーム(野鳥)のシューテイング場でもあるのです。季節になると、我が家からもライフルの音が風に乗って聞こえることもあります。森の中の道路を運転していると、時々、いきなり野鳥のキジが飛び出してくるんです。キジはあまり飛べないらしく、他の鳥のように飛んで逃げないで、歩いて(走ってですか)道路を横切るのですね。逃げ切れないで死んでる鳥(キジだけではなく狐やバッジャーなども)をよく見かけます。あまり傷んでいない場合、ある人たちは持って帰って食卓に乗せるのですよ。私は経験はありません。
普通動物は死んだ後にすぐには食べません。血抜きの意味もあると聞きましたがキジの場合、季節、サイズや年齢によって、最低3、4日、大きいと7日ほど納屋や暑いところでは冷蔵庫の中で吊るします。
私たちは全く知識がなかったので、ネットで検索し、シェッドで10日近くも吊るしてしまったのです。今の時期寒いからと思っていたら、、、、吊るしすぎのような雰囲気、、、。外見は全く問題がなかった、、、でもYouTubeを見ながら解体にかかると、切った途端ものすごい臭い!なのです。経験のない私達、腐っているのかキジ特有の臭いなのか、、、わかりません。とにかくバラバラにして見ることにしましたが、、、、とにかくすごい臭い!!ただ腐っている臭いとは思えなかったのですが、、、おそらく腐敗が始まったばかりかもしれません。野鳥なので、今回は試食は見送ることにしました。



チキンのように、先に羽を全部とってしまうのと、羽ごと皮を剥がすのがありますが、私は後者の方法を試みました。私にとっては、全くはじめての経験です。
まず、羽を切り離します。チキンでもそうですが、関節のつながった部分にナイフを入れると切り離しやすく、大きなナイフでぶった斬ることもなくできます。その後、おしりの長い羽は抜いきます。
次は足を切る離しですが、足を曲げ関節の部分にナイフを入れますが完全に切り離しません。アキレス腱などのスジを引っ張り抜くのですが、コレにはかなりの力とテクニックが必要です。


そして首!!!コレもかなりのテクニックが要りました。切り離しやすい所を探すのが難儀だと思います。
キジをひっくり返して、皮を引っ張ってナイフで切込を入れ、はぐんです。そんなに難しくはないですけど、まだ羽がついているので上手く剥がないと汚くなってしまいます。オスのキジだから羽が綺麗なので、後で何かに使おうと思ったのですが、なにせ初心者、綺麗にできなくて、結局全部すてました。最後に内蔵を取り出して洗って終了です。
初めてにしては、綺麗にできたと思いませんか?でも、このキジの形、まるで映画のエイリアンのようですね。
かわいそうなキジさん、食べなくてごめんなさい。南無!!!!


スーパーなどでのパックのお肉などに慣れている方、動物の姿から肉になるプロセスを見ると驚くと思います。残酷だと思い、それでベジタリアンになる人や子供達もたくさんいます。それが愛護主義だと思う方、よく考えて直して下さい。貴方一人がベジタリアンになっても現実に動物は毎日屠殺されています。もし、私がベジタリアンになって、本当に動物が殺されなくなるのなら、喜んでベジタリアンになります。
それを知らなければ食べれていたのでしょう?ただ嫌な場面を避けているだけだと、私は思うのです。人間は菜食動物ではありません。特に子供達には動物性タンパク質は成長過程においてとても大事なものです。
私は、子供達に教えます。まず自然の形態をしっかり把握し、人間には動物試食が大切である事。そしてその為に動物が飼育され殺されている事実があり、又その動物を殺す職業の人達がいることを知ることが大事です。その上で、すべての物に感謝できて、初めて殺された動物も、殺す人間も、それを食べる人間(自分)全てが活かされると思うのです。
欧米では仏教徒はみんなベジタリアンだと思われています。でも、本物の仏教徒は自然に全て、あらゆる食物に感謝して全てをいただくのが本物だと思います。(実は、仏教の開祖お釈迦さまは、弟子の供養したお肉でなくなっているのです。)