5/07/2015

General Election 2015(思惟編)

先ほど、「英国歳時記」に、ちょっと2015年の総選挙のことに触れました。
BBC と The Guardian の記事のリンクを付けていますので、御覧ください。
ここでは、同じ選挙のことですが、私的な思いをしたためます。

日本を出てから、もう24年近くになるので、日本の選挙のことはわかりません。
国籍は、変える理由がないので日本国籍を保持していますので、当然選挙権がないわけです。
でも、この国に住んでいる以上、政治も日常に大き苦影響しているので、無視するわけにはいきません。投票できないのは、、、ちょっと残念ですね。

日常の中でも感じることがあります。特に政治を見ていると、、、、とても攻撃的、絶対に人の意見は受け入れない、、。人のせいにする、、、。自分の行動や意見を徹底的に正当化する、、、などなど。凄いと思いますね。
ろくに政治の世界は、もっと凄いです。もちろん政治生命がかかっているので、選挙に勝ちたいのはよく分かります。が、、、とにかく、もう口を開けばお互いの非難のしあいなのです。良くないところを見つけて、そこをガンガン付いていく、、、、、。国会討論でも、やじの飛ばし合いで、もう子供みたいです。それぞれが同じ出来事を、全く違った角度で討論するので、妥協点を見つけるのは、ほぼ不可能に見えます。
日本の政治家は、どうなんでしょうね、、、興味あります。

現政府(今日で変わる?)、労働党 (Conservative/Tory) と自由民主党 (Liberal Democratic) の連合政府の政策、例えば、福祉や地方自治体への超過激なまでの予算削減、逆に超金持ちの税金の削減、大学の教育費の値上げ(£ 3,000 から一気に£ 9,000!!!)などなど、、、。結果、金持ちと一般市民の格差は広がる一方で(Food Bank 利用者も 500,000 人位上)社会問題になっています。もう一つの大きな問題は、移民の増加です。EUが新しく参加した東ヨーロッパのからの移民が後を立たないのです。まず。生活格差が大きいので、当然金持の国々にどっと入ってくるわけです。特にイギリスは福祉が充実しているので、それだけの為に入国するケースもあるくらいです。この問題は現政府が作ったものではなく、1997 年から 2007 年まで首相を務めたトニー・ブレアーの労働党政権によるものです。その前の保守党(マーガレットサッチャー)にも責任がないわけでもありません。まぁ、どの政党が勝っても、大差はないとは思いますが、、、。

ただ、UKIP は勝ってほしくないですね。打ち出す政策や言葉が、カメレオンのようにコロコロ変わり、全く信用できませんが、一部の国民に熱狂的に支持されています。超国粋主義で、移民を極端に差別する考えを持っているようです。私自身、リーダーのナイジェルファラージ、生理的に好きではありません。
私に投票権があれば、多分グリーン党に投票しますか。

BBC News - Election 2015
The Guardian Voters Voices

結果は報告しますね。私自身、どうなるか楽しみです。





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