日本でも、どこでも同じでしょうが、新聞によって、ずいぶん記事の内容が違います。同じ記事を扱っていても、中身は相当違います。そして、その記事に対するコメントもかなりの差がありますね。読んでて、非常に興味深いです。
私自身は、主に、The Guardian、BBC news、そしておもいっきりの大衆紙の Daily Mail に一応目を通します。たまに The Independent や地元紙の Bristol Post も読む時がありますが、、全てオンラインでです。昔は、毎土曜日、主人が The Guardian を買ってきて読んでいましたが、もう全く買わなくなりました。時代の流れです。
新聞によって、記事の扱いが見事に違うのですよね。イギリスでは、読む新聞によって階層(クラス)がわかるのですが、中流以上の人達は、Times、the Guardians、The Independent、The Telegraph 等など。偏見の塊でしょうが、いわゆる高等教育を受けている人達です。写真が非常に少ない。ややお固い。
タブロイドと呼ばれるサイズの新聞、例えば、Daily Mail、The Sun 等など、ゴシップが多く中流の下辺りから労働者向けです。写真も多くゴシップが主で、ありとあらゆる記事が載っています。ずいぶん前間違って、The Sun を開いたら、、、写真の内容に驚き、慌てて終了させました。Daily Mail はゴシップが多いので記事はほとんど飛ばして、主にコメントを読みます。けっこうイギリスの現実が表現されており、大衆の意見が聞けて面白いですよ。英語を含めてイギリス社会を勉強したい方には、とても参考になります。英語も簡単。
因みに、午後12時、現時点でのトップ見出しです、参考にして下さい。
Daily Mail (写真やコメントを主に読みます、記事の内容は最悪)
イギリスは、夏暑すぎると交通渋滞を引き起し、冬大雪に慣ればパニックを起こすと言った、エキストリームに極端に弱い国だと思います。
The Guardian (やや左よりの新聞で、教育熱心な中産階級の方たちが読む)
女性ジハディストのお話
今、ISIS 等の過激派が問題になっています。日本人の人質も出て、日本では遠いお話だったのが急に身近になったのではありませんか?イギリスやヨーロッパ大陸で生まれたモスリムの子供たちがどんどん過激になってきています。完全なる洗脳なんですけど、、、、。ただ、西洋諸国の自分たちの考え方を当てはめた対応では、問題は解決しないのですけど。結局お互いに「目には目を、歯には歯を」と言った考え方、うぅん、、、しかたのないことなのでしょうかねぇ?
BBC News 各新聞のトップ見出し
イギリスの新聞(Wikipedia)
The Times 等、いくつかの新聞は定期購買しないと全記事が見られませんのでパスです。
これらの新聞のそれぞれの記事に対するコメントを見ていると、その階層の考え方が見事に浮き彫りにされてて面白いです。